2月中旬にスリランカへ4泊7日で
アーユルヴェーダ医学に触れる旅へ行ってきました!
報告レポートNo.1はこちら⇒★
ブログにまとめるために、まずは本や文献を読んで、
疑問や感じたことについて調べるので、毎回時間がかかってしまい
更新が大変遅くなってしまいます。。。。(*_*)スミマセン。。。
でもそのぶん、日本に帰ってからも気付きや発見があります♪
マイペースでスミマセン。。。(^^;)
今回の報告レポートNo.2は
「スリランカから学ぶ地球のこと。未来」です。
今回の旅程にあったボートツアー&サンセットビーチヨガ。
ボートに揺られて美しい自然の景色に見惚れながら
生い茂る木々の間にちらりと見えたのが、
高く積載されたゴミの山でした。。。
↓ ↓ ↓
帰国後、調べてみたところ、
スリランカを含む発展途上国の廃棄物処理問題は、
急激な経済成長と無計画な都市化によるものだそうです。
スリランカは、30年間続いた内戦中にも一定の経済成長を続け、
近年ではGDP 成長率も平均して安定している国です。
都市部だけでなく地方でも人々の生活は近代化され、
活発な消費活動が見受けられるようになり
ごみ排出量原単位は 0.89kg/人/日と、先進国並みの排出量があります。
それらの廃棄物は、スリランカの多くの市町村で野積み処理にされています。
1996 年には野積み処理場の廃液が
ドラウェラ川に流れ込み、腸チフス患者が発生、
2017年にはコロンボ近郊でゴミの山が崩落し、
近隣の住宅が下敷きとなった事故などが起きています。
これらの途上国が抱える廃棄物処理問題を
根本から解決するためには、
先進国と同じようなハード面での投資は困難なため、
その国において持続実現可能な形で解決することが求められます。
成功事例(スリランカ:バランゴダ町)では、
ごみのコンポスト処理に加えて
・一部の商店に対する環境税導入
・学校 3R プログラム,および学校内のリサイクルセンター設立
・町営リサイクルセンター建設と,ポイントカードシステムによる分別推進
・役所,特定施設の古紙収集 (くじ発券所,行政事務所,銀行,保険会社,郵便局,裁判所,電話局,警察署等)
・収集作業労働者の一部アウトソーシング 等
参考文献:開発途上国のごみ問題における市民の環境意識と行動の事例分析
―― スリランカの 2 つの地方自治体での比較を通して ――
清 水 研 * ・ 吉 田 充 夫 **
美しい自然、地球の未来を
次世代へと受け継いで残していくために
私にできることはなんだろう。。。といつも考えています。
実は日本もあと19年で
日本全国のごみ埋め立て場が満杯になり、
ごみの埋め立てができなくなる と環境省が発表しています。
改めて私達一人一人が、ゴミの削減に意識を向けて
「もったいない~MOTTAINAI~」という気持ちで
ものを大切にさいごまで使うことが大事だと思っています。
↑もったいないばあさんの絵本は
さまざまな言語で翻訳されています(*^^*)
MOTTAINAIを世界に広めた
ケニア出身のワンガリ・マータイさんは、
「MOTTAINAI」という言葉には、
Reduce
Reuse
Recycleの3Rと
地球資源に対する尊敬の念 Respect
が含まれていると定義しています。
リデュース(Reduce)は無駄にゴミを出さないことで、
環境に害を与えず、資源を大切にすること。
- 無駄なもの、必要ないものは買わない。
- 商品を購入する際に過剰な包装は断る。
- ものは長い間、大切に使う。
- 食べ残しなど食品を無駄にしない。
リユース(Reuse)は
一度使ったものをゴミとして処理せずに、何度も使うこと。
- 不用になった家具や電気製品を捨てずに知り合いに譲る。
- ガラス瓶の製品は回収して再使用する。
- リサイクルショップやフリーマーケットを活用する。
- 詰め替えできるボトルや容器を使用する。
リサイクル(Recycle)は
ゴミを再び資源に変え、新たな製品として蘇らせること。
ゴミがリサイクルされることで、
焼却による二酸化炭素の発生や、埋め立てるゴミの量を抑えることができます。
- ゴミは市区町村のルールに従って分別する。
- リサイクル製品を進んで購入する。
- 家電リサイクル法対象の家電はメーカーに引き取ってもらう。
(https://gyoppy.yahoo.co.jp/featured/82.html参考)
↑3R、これなら今すぐにでも何か行動に移せそうですね♪(*^^*)
また新しく何かを購入するときは、
下記のことをすこし想像してみませんか?
この食材は、
どこでだれが、
どんな生育環境で作られたものなのかな?
この服は、
どこでだれが、
どんな労働環境の中で作ったものなのかな?
この家具は、
どこでだれが、
どんな木材、材料を使って作ったものなのかな?
今まわりに存在しているすべてのものは
誰かの手によって作られたもの。
特に輸入されたものは、多くの人を介してここに存在しています。
これらは働きに見合う妥当な賃金によって生産されたものなのでしょうか?
「安い、簡単、便利、早い」
それは本当に価値のあるものなのか
私達ひとりひとりの選択によって、
また新たに作り出されていく
誰かの、自然の、地球の未来が託されていると感じています。
大きなことはできないけれど、
小さなことを積み重ねれば大きな動きになっていくと信じて、
今の私にできることを少しずつでもやっていきたいなと思っています。
今、全世界で新型コロナウィルスが猛威を振るっています。
医師として25年にわたって、アフリカやアジア、中南米など、
50を超える国々でエイズの対策や研究に取り組み、
感染症と人類の関わりについても研究してきた第一人者
長崎大学熱帯医学研究所の山本太郎教授は
このウィルスが発生した理由を下記のように述べられています。
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生態系への人間の無秩序な進出であるとか、
地球温暖化による熱帯雨林の縮小、
それによる野生動物の生息域の縮小によって、
人と野生動物の距離が縮まってきた。
それによって、野生動物が本来持っていたウイルスが、
人に感染するようになってきた。
それが、ウイルスが人間の社会に出て来た原因だろうと思います。
生態系と人間のつきあい方というか、
開発という名の下に生態系に人が足を踏み入れ、
野生動物が本来住むべき生態系を温暖化なんかによって狭めている。
そうしたことが合わさって、
人と野生動物の距離がすごく近くなって、
ウイルスを野生動物から人に持ち込む大きな原因に
なっているということなんだと思います。
そしてもう1つ、
そうしたウイルスが出てきたところに、グローバル化があって、
人口の増加、都市の出現で、人の移動が加わって、
世界同時パンデミックに至ったと考えています。
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新型コロナウイルスが流行する前には
実は動物達、虫達の世界で、甚大な被害・影響が何年も前から起きていました。
おなじ地球に住む生命共同体が、
これらの被害・影響を受けていると捉えると心が痛みます。
すべての被害・影響は環境破壊による気候変動や農薬散布によるものと推測されています。
命あるものすべては環境(地球)と循環、影響しあって存在しています。
私達人間はこのままの社会活動を続けてよいのかと疑問に感じています。
さきほどの山本教授は最後にこう語られています。
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社会がどうあるか、
どう変わっていくか、
どういう希望のもとにあるべきかっていうのは、
1人1人の心の中にあるような気が個人的にはします。
そういう意味では、今、大変な状況なんだけれども、
その次の社会をどういうふうな社会にしていけばいいかって
いうことを考えることによって、
それが未来への希望につながると思います。
一部抜粋:
私はこう考える コロナウイルスとの闘い 「戦争」ではなく「共生」を 長崎大学 山本太郎教授
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ひとりひとりが次の社会、
世界をどのようにしていきたいかを考えて
小さなことからなにかを始めてみる。
意識するだけでも必ず行動は変化しているはずです^ ^
私は動物、人、地球が
まんまるえがおになれる世界を心から願っています。
いっしょにかけがいのない美しい地球をまもり、
明るい未来への希望をつなげて広げていきませんか(*^^*)
は~!やっと心にモヤモヤしていた想いが、形にできてスッキリしました!笑
あとは少しずつでも私なりに行動に移していけるように頑張りたいと思っています^ ^
拙い文章を長々と最後まで読んでくださり、
本当にありがとうございましたm(__)m
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cocotte*makana大坪由季の所属する
一般社団法人「犬猫の食と自然医療の学校」HPは上記イラストをクリック↑
「身体に優しい」食事療法と自然医療の知識と知恵を普及することを目標に活動しています。
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