愛犬との出会いが、実に多くのことを学ぶきっかけとなり、
今振り返ると人生の大きな転換期となっています。
人生初のワンちゃんとの生活はお互いが手探りで、信頼関係もままならず・・・
そんな愛犬との絆が深まったのは、アロマを使用したドッグマッサージでした。
また慢性的な外耳炎や涙やけが治り、偏食がなくなったのは手作りごはんとおやつでした。
このふたつは、今でも私の中で大きな柱となっています。
身体の中からの根本的なケアは「食」で、
身体の外からのケアは「アロマ」や「マッサージ」で、
大切なパートナーや家族の健康を守れるようになることを目指して、
また愛犬との出会いに感謝し、恩返しができるように…という想いで
日々勉強に励んでいます。
そんな中”触れる”ということが、
心理的、身体的効果をもたらすという研究発表をいくつか発見しました。
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Pavel Goldstein氏らの研究によると、
痛みにさらされている女性の手を共感的な男性パートナーが握ると、
2人の呼吸と心拍数がシンクロして、痛みが緩和されることが判明しました。
【実験内容】23〜32歳の22組のカップルを対象に、
カップルが手をつないだ状況、
身体的接触が禁止された状況、
別々の部屋にいる状況の3つの条件で実験。
【実験結果】
・パートナーと手をつないでいると、手をつないでいないときより女性が感じる痛みが緩和された。
・女性への痛み刺激があるときもないときも、手をつなぐとパートナー間の呼吸がよりシンクロした。
・女性への痛み刺激があるときには、手をつなぐとパートナー間の心拍数がよりシンクロした。
・生理的なシンクロと、手をつなぐことによる痛みの緩和がどう関係しているのかはまだ不明。
・手をつないでいるとき、男性パートナーの共感度合が高いほど、パートナー間のシンクロが強化された。
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さらにもう一つの研究発表は、ハイリスク新生児へのタッチケアが
体重の増加や消化機能の改善、ストレスの軽減などに効果があるという内容です。
タッチケアについては、米国マイアミ大学に1992年に設立された
「タッチリサーチ研究所(TRI)」のティファニー・フィールド博士らによって数多くの研究がされています。
フィールド博士は研究を通して、
タッチケアがそれを受ける子どもたちだけでなく、
施術者であるお母さんにも同じようにストレスを改善し、
ホルモン分泌を促し疲労を軽減することを示唆しています。
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今、日本ではワンちゃん、猫ちゃんは家族の一員として
大切に育てられ、心の結びつきも大きなものとなっています。
同じ細胞を持ち、哺乳類でもあるワンちゃん、猫ちゃんも
上記の研究と同じような効果があると私は感じています。
ワンちゃん、猫ちゃんにとって
飼い主様ご自身によるマッサージや触れ合いは
双方にとって、心にも身体にも何らかの影響を及ぼすものである。
その行為が、そのワンちゃんや猫ちゃん、飼い主様にとって
「心地良いもの」と感じられ、良い結果につながるものとなるように…
これからも勉強と実践を重ねていきたいと思っています。
〇4月7日(土)に開催しました
「第18回 犬猫と人の自然療法フェスタin大阪」は
たくさんのお客様にご来場いただき、終了いたしました。
ありがとうございました!
当日の様子は「犬猫の食と自然医療の学校」Facebookページを
ご覧ください(*^^*)
【イベント情報】
〇4月21日(土)13:00~17:00
第4回 犬猫と人の自然療法フェスタin沖縄
〇5月20日(日)11:00~17:00
犬猫と人の自然療法フェスタin横浜
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cocotte*makana大坪由季の所属する
一般社団法人「犬猫の食と自然医療の学校」です。