全国的な梅雨入りとなり、すっきりしないお天気が続いていますが、
皆さん&みなワン、みなニャンお元気でお過ごしでいらっしゃいますか?
私事ですが、久しぶりに今年は体調不良(発熱、頭痛、関節痛、倦怠感、食欲不振等)となり、
普段はしっかり一日睡眠で回復するのに、今回は
すっきりしない日が続き、投稿も遅れてしまいました…m(__)m
体調不良も良い勉強の機会♪ ということで…
しっかり振り返りつつ、自分の身体でお勉強です!笑
今回はお医者さん(西洋医学)での診察では「風邪」でした。
東洋医学的には「水滞」による頭痛、倦怠感といったところでしょうか…
(鍼灸師さんは頭のてっぺんの「百会」と両足内側の「三陰交」に鍼をしてくださいました)
この「水滞」による症状。
実はわんちゃん達にも同じように、この時期多くみられています。
水滞(すいたい)とは、水が体内に溜まっている状態のことをいいます。
これは漢方医学の用語で、別名「水毒(すいどく)」とも呼びます。
体内に入った水が上手く排出されずに溜まって、よどみ、
毒のようになって身体に悪影響を及ぼしていると考えられます。
水滞の症状は、体のどの部分に水が溜まるかによって症状も異なってくるのですが、
下半身に水が溜まった場合は、
- 足がむくみやすい
- 冷え性
- 胃もたれ
- 吐き気
- 下痢
- 頻尿
- 生理痛の悪化
などが起こりやすくなります。
臓器でいうと主に腎と脾(消化吸収)の機能低下、子宮・卵巣などの婦人科系、肺に
影響があらわれます。
さらに頭に水が溜まるとめまいや頭痛が起こり、いつも身体はだるく疲れやすくなってしまいます。
では、人もわんちゃん猫ちゃんも同じように、
この時期によくみられる「水滞」による症状を改善するには…
<食材選びのポイント>
※食材を与える際の適量はその子の体調により加減が必要です。
また調理の仕方も、体調に応じての工夫をしてあげる必要があります。
与えた後の様子や便おしっこ等の観察をして、
その食材が適しているかの判断をしてくださいね。
身体を温める作用のあるもの(しょうが、桂皮等)
わんちゃんには状態をみて与えてくださいね。適量は個体差があります!
余分な水分を外へ排出するもの(アスパラガス、えんどう、きゅうり、トウモロコシ、白菜等)
えんどう、とうもろこしは外皮が消化しにくいので、わんちゃんに与える場合は
スプーンの背でつぶしたりして消化しやすい状態にして与えてくださいね。
痰を切る作用のあるもの(豆乳、大根、マッシュルーム、あおさ等)
消化を助け気を補うもの(山芋、さつま芋、大豆等)
大豆もつぶしてから与えてください。
腎の機能を高めるもの(黒米、枝豆、キャベツ等)をとる。
枝豆も同じですよ~
※果物(特に南国のもの)、生野菜(特にカラダを冷やす夏野菜)はさけ、温野菜にする。
・味の濃いものが好きな人、調味料をたくさん使う人は水分をとりすぎるので、薄味を心がけましょう。
てづくりごはんをあげられている方は「味見」をしてあげてくださいね。
・乳製品、白砂糖も体内の湿が増える原因となるので控えるようにしましょう。
ヤギミルク、牛乳、ヨーグルト等の乳製品や砂糖入りのおやつを与えすぎていませんか?
・冷たい飲料はからだをより冷やす原因に!おすすめは白湯です(*^^*)
わんちゃんも猫ちゃんも常温、またはすこし温かいものを与えるとよいです♪
<生活習慣のポイント>
・下半身を良く動かして、体内の水分と血のめぐりをよくするように心がけましょう。
わんちゃんはやっぱりお散歩が大事です♪
・尿意がなくてもトイレに行くようにし、溜まった水分を出すようにしましょう。
お外でしかおしっこができないわんちゃんは気を付けてあげましょうね。
・特に下半身に余分な水分が溜まりやすいので、足もとはいつも冷やさないようにしましょう。
わんちゃんも猫ちゃんも同じ。特に腰から下はいつも温かくしてあげましょう。
(腹巻がおすすめです♡)
皆さん、みなワン、みなにゃんも梅雨に負けないように!
是非参考にされて元気にお過ごしくださいね(*^^*)
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cocotte*makana大坪由季の所属する
一般社団法人「犬猫の食と自然医療の学校」です。