今週火曜日はバレンタインデーですね♡
今日はバレンタインデーにちなんで、チョコレートのお話です。
ワンちゃんがチョコレートを食べてはいけないのは有名なお話。
これはカカオに含まれているアルカロイドの一種テオブロミンという成分を解毒分解する力が
ワンちゃんは低いことに由来します。
テオブロミンは、大脳興奮作用や呼吸興奮作用、利尿作用があり、
中でも心悸亢進作用は非常に強いと言われています。
この作用を生かして、お薬として使用されるケースもありますが、
一般的にはワンちゃんにはNGとされている成分です。
チョコレート(テオブロミン)中毒になった場合の症状は、
嘔吐・下痢・興奮・抑うつ・不整脈・パンティング
高体温・運動失調(フラフラすること)・ふるえ・痙攣・発作、時に死に至る昏睡等があげられています。
チョコレート中毒となる量は犬の体重・体格や個体差により差がありますが、
テオブロミンの犬での致死量はおおよそ「100~200mg/kg」(猫では80~150mg/kg)であるといわれています。
軽度な異常は「20mg/kg」程度でみられ始め「60mg/kg」でも痙攣が起きる可能性があります。
【10gあたりに含まれるテオブロミン量(㎎)】
ミルクチョコレート 15.5㎎
セミスウィートチョコレートやダークチョコレート 46㎎~65㎎
ココアパウダーやビターチョコレート 50㎎~212㎎
メーカーにより異なりますが、板チョコ1枚が50~60gくらいなので、
5㎏のワンちゃんが板チョコの
ミルクチョコレートを食べた場合、33枚~64枚
セミスウィートチョコレートやダークチョコレート 10枚~15枚
ココアパウダーやビターチョコレート 4枚~10枚
で死に至る可能性のあるテオブロミン量となります。
そこでおすすめな食材が「キャロブパウダー」です。
~以下Wikipediaより~
キャロブ (carob) は、マメ科の植物であるイナゴマメ、またはその果肉を乾燥させ粉末状にした食品。
キャロブは主に地中海付近で栽培されるマメ科の植物で、カルシウムや鉄分、食物繊維等を豊富に含むため、
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味もココアにそっくりですが、こちらは栄養も豊富ですので
ワンちゃんのおやつ作りには欠かせない一品となっています♪